天豆てんまめ

容疑者、ホアキン・フェニックスの天豆てんまめのレビュー・感想・評価

3.7
㊗️ホアキン・フェニックス‼️「ジョーカー」でアカデミー賞主演男優賞受賞‼️

スピーチで兄、リバーフェニックスの言葉を伝えてました😭

彼を称える一番適切な映画を選ぼうと思っていたのだけど、、これにしました 笑 ある意味、この企画に1番彼の源泉を感じる 笑

この頃から何か、やばいことしでかすんじゃなかろうか、、、そんな恐れを抱かせる役者と言えば、ホアキン・フェニックスだった。

この作品は、果たしてほんとか、ヤラセか、ドキュメンタリーか、モキュメンタリーか。

事前情報取らずに観たら、きっとビックリすると思う。観ている方が、ホアキンの最低な日常に引き気味に笑って、あまりの醜態に、彼を心底、心配していまう映画 笑

当時「グラディエーター」「ウォーク・ザ・ライン/君につづく道」でアカデミー賞ノミネートされた後に、突然、俳優を廃業しラッパーになると言い出すのだが、もう、演技とは思えないリアルダメさ加減で笑ってしまう。義弟のケイシー・アフレックがカメラを回し、ホアキンの赤裸々な日常を記録していく。

もう、身体はゆるんで、ひげは伸び放題で、オーラの欠片もないホアキン。ラッパーを目指すものの、センスの欠片も感じられず、音楽プロデューサーにダメ出しされては、落ち込んで、周りに八つ当たりする最低ぶり。

これは、本当にドキュメンタリーではなかろうかと途中思ったりもするが、ドラッグを思い切りしてるから、やっぱりフェイクなのだろうが、最後までほんと?ヤラセ?とこちらは何とも言えない気分で彼の奇行を眺める。

ホアキンが世間を欺きつつ、エンタテインメントに仕立てるモキュメンタリー構成をすべて演出しているとしたならば、ほんと一筋縄ではないかない変人天才かもしれない。それにしても、役者業に本格カムバックしたその後「ザ・マスター」で3度目のオスカーノミネートされてしまう。「her/世界でひとつの彼女」の彼も忘れ難い。やっぱり、天性の役者であることは間違いない。彼の動向や発言は、ほんと目が離せない。でもまあ、たぶんとびきりの変人だと思う 笑

そしてジョーカーが彼の集大成となった。
ホアキン、アカデミー主演男優賞おめでとう㊗️これからも私たちを驚かせて欲しい‼️