容疑者、ホアキン・フェニックスの作品情報・感想・評価

「容疑者、ホアキン・フェニックス」に投稿された感想・評価

ホントのドキュメンタリーなのに身内からフェイクだってリークされて困ってるところをドキュメンタリーで撮った、という体なんだけど実際は全部演出のフェイクドキュメンタリー。話自体のレイヤー構造が非常に面白く、個人的には楽しめました。ホアキンフェニックスがキャリアの2年間を捧げて撮っただけあり、芝居に狂気を感じる。名家に産まれ、なんの不自由もなく美しく狂っていく中年男性のリアリティ。貯金が100万ドルあるらしいので、映画褒めたら2万円くらい貰えんだろうか。。
来夢

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4.0
突如役者を辞めて素人ラッパーに転身をし世間を賑わせたホアキンのその時期を追ったドキュメンタリー。
フェイクドキュメンタリー、モキュメンタリーという表現はこの映画に対してはあまり適切では無い気がするんだよね。これはドキュメンタリーだと思うよ。彼の本気が伝わってくるからね。
とは言え、まぁ結構な馬鹿映画なんだけれども。
でも本当に馬鹿なのはホアキンなのかメディアに踊らされている視聴者たちなのかってことだったり。
最後のカットは皆を馬鹿にしているのか、それともホアキンがここから羽ばたく予兆なのか。

※2018年追記
もともといい役者ではあったけれど、この映画のあとのホアキンはなんか凄い気迫を感じるよね。
kogacola

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3.5
壮大なドッキリ。
数年演じ続け、騙しきったホアキンは役者としてはいいのでは。
髪も髭も伸ばして、身体もたるませ、アホちゃうかというようなラッパーになり、、
ネタバレもしてるけど、結果わかってるけど、つまらなさすぎて観てしまう。
でも、金持ってて、仲間内で作ってアホなことやってるし、別にいいっしょ という感じで。
こんなのもありじゃない?という映画界へのジャブだと思えば良し。
元

元の感想・評価

4.4
関係者は裏切られた訳でもあり、迷惑極まりなしだったと思いますが。
僕はこの騒動があったことも知らずな人間でして、企画としてはすごいことやったなと。時間もお金も規模も最大のドッキリである。

ウソだとわかって見ていても、どの人がそれを知っていてどの人が騙されているのかとかまではわからなかったし、演技力もあって妙にリアリティを感じてしまう。

それに翻弄された世間の様子も皮肉なもんである。
やらせだという指摘があったのも描写している。それも当然の反応だと言わんばかりに。

ラストの演出が映画っぽくて、ドキュメントっぽく徹底してほしかったとも思う。

他にはない作品でしょうね。
Elvis

Elvisの感想・評価

3.3
存在は知っていたけど当時はつまらなそうで手に取らなかった作品。マンチェスターバイシー流れで視聴。フィクションです(笑)
N4M30V3R

N4M30V3Rの感想・評価

4.4
面白いしすごい。事実が歪められ、大衆向けに味付けされて報じられるのが当然になっている世の中で、ショウビズとゴシップの頂点(ハリウッド)で撮ったフェイクドキュメンタリー(というか私の個人史上最も大規模なメディアレイプ。しかも自費)。私とて潜在的に新たなゴシップを求め、著名人が引きずり下ろされる瞬間を毎日豚のよう探している中で、セレブ本人が自身の職業(演技力と俳優人生)を賭け体当たりで描くスペクタクル社会の空洞。自分自身をネタにしているため政治的な主張がなくて良い。自嘲あり、フェイクだと分かっていても怖くなるような狂気の演技ありで、ホアキン・フェニックスのことますます好きになりました。“騙された人達”の中には激怒した人も多かったと聞いていますが、こんな作品がトップ俳優2名の製作で出てくるアメリカはある意味健全。吊るし上げる有名人を週替りランチのように探しては再起不能になるまで叩き続ける我が国の風潮と比べるとどっちが病んでるか分かりません。

ホアキンが俳優辞めてラッパーを目指すというストーリーであり、MOS DEFやDIDDYも出るのでその辺の文化が好きな人はさらに必見。なんとなくKanyeじゃなくて良かった(笑)。

※後日談を含めたスペシャルパッケージ(DVD等)が出たら買うかも。大手配給じゃないから難しいかな。
pika

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4.0
前に見始めた時はホアキンの出演作をあまり見ていなかったってのもあってイマイチ面白さがわからずすぐに見るのを止めてしまったんだが、最近ホアキンの出演作をガーッと見てきてすっかりファンになって改めて見るとオープニングからめちゃくちゃ面白かった。
直前にこのフェイク引退宣言前に出演した「トゥー・ラバーズ」を見ていたというのもあってなおさら!笑

本人たち仕掛け人以外は本物の反応であるフェイクドキュメンタリー、いわゆるドッキリであり、この映画を見ている人は既にそれを承知して見ているとは言え、リアルタイムで引退宣言を聞いてホアキンの奇行を見続けフェイクとわかっていてもどこまでが本気でどこまでが演技なのかわからない奇妙な感覚が漂い続ける。
ホアキンの名演と構成そのものの生々しさもあるが、現在既に復帰して引っ張りだこで映画に出まくっていると知っているのに「本気です」と言っても納得できるレベルのリアルさ。
子供の頃からこの世界に入って常に前線で評価を受け続けているホアキン・フェニックスだから成立したところもあるだろうが、それにしてもよくぞ私財も時間も使ってここまでやったなぁと、その情熱と計算し尽くした完成度は圧巻。

全体的に多少冗長的なところはあるけどドキュメンタリーとしての構成演出も面白いし、被写体と内容とバッチリ合っていて飽きなかった。
「もし一つの道で成功した人物が全てを捨てて新たな道へと進んだら」という仮定の問いかけとしても見事で、俳優からラッパーへという特殊な道程でなくても転職とか人生の岐路とか、万人に言える他人事ではない葛藤にフォーカスを当てているところも良い。
さや

さやの感想・評価

3.3

このレビューはネタバレを含みます

『帰らない日々』はシカトされたのに、『レボリューショナリー・ロード』はノミネート。
ふざけてる。


『I'm Still Here』
僕はまだここにいる。
監督は『ゴーン・ベイビー・ゴーン』のケイシー・アフレック。
主演は『サイン』のホアキン・フェニックス。
じゃない方コンビだね!(やめてさしあげろ)


【あらすじ】
ホアキン、俳優やめるってYO


クールなポスターにクールなタイトル。
そこにクールなラップはなく...
ホアキンが引退するってだけでも面白いのに(失礼)
『ヒップホップはじめました(^ー^)bチェケラー』だなんて。
めちゃくちゃイカれt...面白いですよね。
結局彼らの目論見は身内のリークにより台無しとなってしまうのですが、それでも彼は嘘と音楽活動を続けたんです。それも2年(バカは死ななきゃ治らないってことですわ)

嘘ってつくだけなら簡単なんですよ。
でも、このアホは俳優活動絶頂期のタイミングで貴重なスケジュールを年単位でドッキリに費やしてますからね。ドッキリをドッキリにとどめないとこに本作の醍醐味があるわけです。天才って言葉は彼のためにあるのかもしれませんね(天才、私はバカにしてる時に使う派です)
ただ、面白いのは発想まで。
結局は周りを巻き込んでおいて内輪だけが楽しいオナn...自己満足映画でしかなかったのが残念でしたね。
ホアキンのラップが結構叩かれてますが、案外嫌いじゃない。
結論:ボカシがなかったら見えてたのかなぁ。ホアキン・フェニックスのタマキン・フェニックス。
よー

よーの感想・評価

3.0
一連の騒動を時期が過ぎてから知っての鑑賞なので、ホアキンの目論みからは完全に「蚊帳の外」。
そのため、楽しみ方が制限されてるような感じは否めない。

作品を取り巻く狙い云々は置いといて、別の観点からお気に入りの瞬間を見つけていくしかない。

印象としては、俳優としてのターニングポイントを作るための壮大な実験、みたいな感じ。
観てて特別面白いわけでもないが、彼の自己満足が結果として成就してるだけあって、ファンとしてみれば多少の退屈ささえ心地いいものよ。

だらしないホアキンのコスプレ、ハロウィンで流行ってほしいな。
あの弱っちいラップも、個人的には好きだ。
zk

zkの感想・評価

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モキュメンタリーとしてもあまり質が良いとは言えないような…正直、こじらせた俳優のたちの悪いいたずらという印象の方が大きい。
リアルタイムで(TV番組などで)彼の奇行を見てるときがある意味面白さとしてはピーク。ベン・スティラーとかはさすがに仕掛け側なのかな…?
これだけやってその後すぐ仕事に戻れるってのが凄い。笑
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