≪ピーターラビットシリーズ≫の作者、児童文学作家ビアトリクス・ポターの人生を描く作品。絵本そのままのタッチな動物たちの絵がアニメーションで動くので可愛い。イギリスの田舎の風景や良家の屋敷の内装や家具、ガーデンなど視覚的にも楽しめる魅力が満載。こんな素敵な場所でお茶会をしてみたい☕💕（140文字）
＊＊＊＊以下ネタバレあり＆乱雑文＊＊＊＊
私事ですが、友人宅で紅茶パーティーをしてきました。今回の目玉はクローバーの花の香がするお茶。入れるとなんと青色。さらにレモン汁🍋をいれると色が変化するという情報があり、やってみようとなるもレモンがなく「うーん、似ているからミカン🍊で（適当）！」ってことでミカンを絞ったら、青色から紫色の紅茶に✨👀なかなかファンシーなお茶会を楽しみました。
ちなみに、お味は「草の味」がしました😂
まぁクローバー🍀の香りだもんな…🙄
帰宅後、せっかくなので紅茶に関する映画を見ようとグーグル先生に「紅茶 映画」で検索したら本作がヒットしたので鑑賞！
◆あらすじ◆
1902年のロンドン。上位の中流階級の娘として生まれたビアトリクス・ポターは、幼い頃に湖水地方で出会った動物たちを主人公にした物語を成作。それが本になることを夢見て出版社へ持ち込みを行っていた。そんなある日、作品に惚れ込んだ編集者・ノーマンが現れる。ビアトリクス自身と物語の良き理解者となったノーマンの熱意により、やがて『ピーターラビットのおはなし』が出版。瞬く間にベストセラーになりシリーズ化が決定。一方、ビアトリクスはノーマンからプロポーズを受けるが、身分の差から両親より結婚の反対を受け…。
❶児童文学作家ビアトリクス・ポターと≪ピーターラビットシリーズ≫
児童文学作家であり画家でもあったビアトリクス・ポターの伝記的な映画（なお、どこまで忠実かは不明。彼女のwikiと比較する限りでは映画の方が全体的にマイルドになっている気もする）。刊行されてから100年以上経った今でも、世界中で読まれて愛されている児童絵本≪ピーターラビットシリーズ≫の作者が、どのような人生を送っていたかを描く。
❷ビアトリクス・ポターの魅力と彼女の描くキャラクターの魅力
幼少時代から動物が大好きで想像力豊か。自分が作り上げたキャラクターたちだけが友達で、30代を過ぎても“そのまま”のビアトリクスは、風変りで世間知らず、前向きで頑固。ちょっとイライラさせる感じもあるが、それも愛嬌だと思えるよう、レニー・ゼルウィガーがチャーミングさを持って演じている。
映画の全体的流れは、30代のビアトリクスの「絵本出版至るまでの経緯」と「初めての恋の結末」を描く“本筋”に、「動物たちと親しみ、絵本を創作するための想像力を養った少女時代」が回想として差し込まれていくスタイル。当時の女性…今回は特に“上流階級に生まれた女性”や“自立したい女性”に対する制約や偏見などの厳しさも描かれている。考えさせられる場面もあるが、基本はロマンスが絡んでいるため見やすいと思う。
また、映画の中でも絵本そのままのタッチな動物たちの絵がたくさん出てきて、それがアニメーションで動くのでとても可愛い。ピーターラビットやフロプシー・モプシー・カトンテール、ベンジャミン・バニーにジマイマ、トッドなど知っている名前やイラストが出てくると自然と気分が上がる。
❸イギリスの田舎の風景やガーデンなど、視覚的に楽しめる魅力が満載
イギリスの田舎の風景や良家の屋敷の内装やガーデンなど、視覚的にも楽しめる魅力が満載だった。ビアトリクスが住む屋敷や別荘の家具のデザインやレイアウト、衣装が全て可愛い。まるでドールハウスのような、イギリスのお金持ちの家で思い浮かべるようなデザインで溢れている。また、紅茶を嗜むためのガーデンや温室も草花が豊かで憧れる。こんな場所でお茶会をしてみたい！夏を過ごす湖水地方の自然豊かな風景も美しく、イギリスに行ってみたくなる。
☕🐝「紅茶映画ということで鑑賞するも紅茶は全然関係ない映画でした（笑）ですが、お茶会の回数の多さやお茶会をするためのガーデンは素敵な雰囲気で、イギリスでは大事な文化になっているのだろうなぁと思いました。ビアトリクス・ポターの生涯を知ることもできましたし、風景やアニメなど視覚的にも楽しめて満足できる作品でした😌💕
なお、≪ピーターラビットシリーズ≫は私も小さい頃に数冊の絵本を持っていて好きでした～。今もコーヒーのお供に使っているコースターはピーターラビットとベンジャミン・バニーの絵柄のもの🐇この絵本、大人になって調べたら値段が思ったより高くてビックリ（あんなに小さい本なのに全巻セットだと35,000円以上する！）。もっと大事にすれば良かったです🤣」
