トニー・レオン、マギー・チャン、チャン・ツィイー、ドニー・イェン共演。
秦国。後の始皇帝となる秦王のところに”無名”と名乗る男が現れた。
彼は秦国が恐れる趙国の３人の実力者を倒したという。
彼は証拠として３人のそれぞれの実力者の名が刻まれた武器を携えていた。
暗殺を防ぐため誰も１００歩以内に近づけることをしなかった秦王だが、彼の言葉の真意を確かめるべく１０歩の距離に彼を呼び、実力者との戦いの様子を語らせる。・
彼は、１０歩以内の相手であれば確実にしとめることができる技”十歩必殺”を会得していた。
カンフーアクションをベースにした映像もいいのだが、この映画の特筆すべきところは色遣いであろう。
赤、青、緑とそれぞれのシーンごとにベースの色を基調とした映像が展開し、実はその色にも意味がある。
当時ＣＭでジェット・リーに向かう無数の槍のシーンが使われていたが、あのシーンは番最後のクライマックスシーンだったりする。
