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エノケンのワンワン大将のtosyamのネタバレレビュー・内容・結末

エノケンのワンワン大将(1940年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

ヤドカリのように土管に寄生する怪奇ドカン男。土管会社によって見世物小屋に土管ごと売り飛ばされアワレ見世物に。不思議な少女に導かれたドカン男は丘の上のスーパー軍用犬開発研究所へ。スーパー軍用犬の正体はフラン犬11。ワンワンだった。11は動物兵器としてヨーロッパ前線に。エノケン映画どころか戦意高揚映画だった。しかしそれだけに終わらない。無垢な動物を戦争に利用する罪をエノケンの惜別の涙が告発する。犬だって戦争よりエノケンと遊んでる方が楽しいはず。やっぱり見事なエノケン映画だった。感動作。
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