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葛城事件のtosyamのネタバレレビュー・内容・結末

葛城事件(2016年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

金物屋などという今となっては得体のしれない商売をやっている町の変オジ。親の代の取引先をひきついだのだろう在庫はたんまりある。納入業者にたいして盛期は家を自慢し今は尽くパワハラっているのが目にみえるようだ。仕入ばかりで売れ行きはジリ貧。飲み屋でもそっぽむかれてるぐらいだから。そりゃそうだ。今どきの若者だと誰にむけての映画だかわからないからか胸糞映画でかたづけられている。けれど本作れっきとした個人自営業者教則映画。徹底した金物業界物。シャッター商店会の集会所での二代目店主たちの自主勉強会でこそながすべき類。この手のフィルム。運転手むけの事故啓発映画がえげつないことになっているのとおなじ理由で胸糞なのはアタリマエ。
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