ゾ

カリスマのゾのネタバレレビュー・内容・結末

カリスマ(1999年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

一気に3本見たから頭ぐちゃぐちゃだ

人質も犯人も死なせてしまった刑事の役所広司が、「世界の法則を回復せよ」というメッセージを受けて森に行く。そこにはカリスマと呼ばれている木がある。カリスマを守る青年の池内博之と、カリスマを狙う大杉漣率いる謎の集団、森で暮らす研究者の風吹ジュンと妹の洞口依子。役所広司が野宿する車に初っ端から火がつけられ炎上、役所広司は誰かに助けられるも、拳銃を奪われる。幻覚が見える?きのこを食べたり、幻覚でホテルと勘違いして入った先で「拳銃を返す代わりにおまえの魂をもらうぞ」と池内博之に言われたりとか、なんだこれ…が続く。そして、カリスマの世話をするようになる。それぞれの勢力がそれぞれの正義を持っていて、発言の内容が食い違う。カリスマは森を食らう怪物なのか、それともただの貴重な樹木なのか?みんな狂っているだけ?
結局最後は世界の法則は回復されたのだろうか?世界の法則っていうのは、生きたい奴ら同士が殺し合い、あるがままに生きるということなんだろうか?時が経つにつれてみんな人を殺すことに抵抗がなくなっていくのが怖かった 役所広司が森に足を踏み入れたことで歪みみたいなものが生まれたのか?役所広司の得体の知れなさはユリイカ見たときと似たものを感じた
最後森が燃えていたのは、風吹ジュンがやはり何もかも壊して最初から始めるしかないと思ったからなんだろうか
CGが微妙すぎて若干それに気を取られた 風吹ジュンの家もよかったな、広々空気がよく通るような作りで、暖炉があった
どこまでが現実なのかわからなくなるようなぐるぐるした映画 また見たいような、気もする
ゾ