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塔の上のラプンツェルのKAIのレビュー・感想・評価

塔の上のラプンツェル(2010年製作の映画)
3.5


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『塔の上のラプンツェル』に出てくる悪役の名前を答えてください。この質問を友人にされた時、自分は答えられなかったです…笑(何回も観てるはずなのに……答えはゴーテル)
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ラプンツェルは小さい頃、スキーかキャンプに行く車の中で毎回のように見ていた思い出がある笑

だから、めっちゃ好き!
でも、今観るとなんでそうなった!?的なシーンがいくつもある笑

でも、そのツッコミ所がラプンツェルの魅力だったりするのかもしれない。


-----やっぱりマキシマスが1番好き!-----

マキシマスって言う名前を調べてみると、
maximus/maximum=大きい、偉大なこと
と言う意味があった、

かっこよくて、強くて、勇気あって、最強の武器フライパン使えて、ちょっと可愛いから、この名前も納得です。








<以下ネタバレ>


好きなシーンベスト3


-----第一位-----


「顎引けぇ」「あご引く」
「脇締めろ」「わきしめる」
「膝開け」「ひざひらく」「膝開く?」
「ハアッ」
「えっでもなんで膝なんか開いて」
(ドスッ)
「あぁぁぁぁぁぁああ」「はぁあ」
「ヒヒィン」「マックス…お前があいつらをここへ?」
「……(うん)」「ありがとう」「ヒヒィン」
「本当に、ありがとう…あぁもしかすると俺たち今までずっと、お互い誤解してたのかもしれない」
「お前と俺は…」「………(めんどくせぇ)」
「そうだな、それより逃げよう」
(ガチャ  バスッ バスッ)
(タカタッ タカタッ タカタッ)
「マックス?…マックス……」
「マックス〜〜あぁぁぁああ」
(バリバリバリバリ)
「………(女の子が空を見上げ)」

ばかばかしさと、マックスのかっこよさ、二人の仲の良さなどが表れているとても良いシーンだと思います!



-----第二位-----


「あ〜ほらあの店」「かわいいアヒルの子」
「大丈夫!すごく洒落た場所で君にピッタリだよ、こんな冒険怖いからもうやめようなんて、ビビったりしてないよな?」
「ええ、…アヒルの子大好き」
「やったぁあ」

第一位と比べてショートですが好きなシーンです。やったぁあ、と言うセリフには、葛藤が混ざっている気がして面白い。


-----第三位-----


「おぉ…この景色すごい、くせになりそう」
「ライダー、早くしろ」
「ちょいまち……よし、目に焼き付けた」
「俺も城が欲しいな」
「この仕事がうまく行きゃぁ城ぐらい買えるぜ」
(ガシッ)

「ハッ、ハクション」
「花粉症?」
「そうだ……あぁあ?」
「おい、待て コラ、待て〜〜」
「自分の城にいる俺様の姿、目に浮かぶようだぜ!」
「あー、こんだけの大仕事したのにまだ朝の8時」
「ほんと今日は人生で最高の日だ!」


景色を目に焼き付けなくても、大丈夫になるなんて、思いもしなかっただろうな。




【自分の道を自分で切り開く】


自分がこの作品で好きなポイントはここです。
多くのディズニー映画でも、自分で選択をして自分の道を行くなどのことはしている。

例えば、『ピノキオ』の後半では、自分が軸となって選択をする、つまり自由意志を持って行動をするようになる。だから、人間になれたのだと思います。


ラプンツェルでは、そんな自由意志だったり、選択などを強く感じたんです。

ラプンツェルは塔に閉じ込められていて、多くの自由を奪われている。ので、塔から出てみたい=自由になって、自分で選択して生きてみたいことの表れ?
「空の光を見てみたいの」という自分の選択のために、お母様を騙し、フリンを使って様々な体験をする。葛藤があるなかで、自分の道を進む姿は、幼少期に観た私には、憧れの的だったのかもしれない。


ゴーテルによって、ユージーンが船に乗って逃げたと思わされるシーンで、自分が選択をすると言うのは、責任が付きまとうことだと理解する。

でも、それを乗り越えて、自分の意思で動こうとした。それは、部屋で自分がプリンセスだと気づくシーンだったり、ラストのユージーンを助けるシーンなどで分かる。この行動は簡単には出来ないと思うが、見習いたい所だった。
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