「俺が動くと逮捕らしい」
"世界で最も成功したソロアーティスト"
"最多ヒットシングル記録"
"1日で最もレコードを売り上げたアーティスト"
こんな凄い偉業を成し遂げている人なのに、
正直、全然知らなかった…笑
本作を見た後に曲を聞きました。
↓
オースティンバトラー似せすぎだろ!
残っている映像や記録を沢山見て研究したり、歌に関してもボーカルコーチと練習をしたと言っている…
それで、あそこまで表現できるのは天才だと思った。全くエルヴィスの容姿を見たことがなかったけど、なんか、それっぽいと言うか、オーラが伝わってきました。
オースティンバトラー、これから注目して見ます。
<以下ネタバレ>
本作の良かった部分は、
・有名すぎるからこその葛藤。
・パーカー大佐のおかげで成功したが、憎いという皮肉さ、
この2つだと思います。
【有名すぎるからこその葛藤】
これは、ベタだけど面白いんですよね、
葛藤があるから見れちゃうっていうなぞ現象
↓
「俺が動くと逮捕らしい」
というセリフからも分かるように、行動や言動が世間に影響がでる。だから、1つ1つ考えて生きなければならない。
だけど、自分を貫き通すために約束を破って動いて歌って
しまうエルヴィス、
クリスマスのシーンとかでも同じことやっていたが、一貫して自分を忘れないエルヴィスはとてもかっこよく、そして素敵だなと思った!
【パーカー大佐のおかげで成功したが、憎いという皮肉】
葛藤があるところには必ず皮肉もある。
そしてこの"皮肉"もなぞに面白くなっちゃう。
パーカー大佐の能力は凄すぎる。
マネージャーとしての素質や、売り出す能力があったからこそ、エルヴィスが売れたことは事実。
個人的に一番好きだったシーンは、
グッズ販売の流れの…
「l hate you どうせなら嫌いなやつからも金をもらおう」
いや確かにね!アンチの人はこれ買うわ
だけど! パーカー大佐のせいで、エルヴィスが壊れていったのも事実。
この皮肉があるから、面白くなっていると感じました。
しかし、
個人的には微妙だったなという印象です。
カットのテンポが自分には合わなかったです。
バズラーマン監督作品は、『ロミジュリ』ぐらいしか観たことがないんだけど、ロミジュリでも少し抵抗があった。
なんか、理解していないのにどんどんお話が展開していってしまうし、休憩できるシーンがないから観ていて少し疲れる。
また初めから、CGを使っているような映像だったので、それいらないなと思っちゃった、
やっぱり、実在の人物を描いているから、映像もシンプルにして、CGをあまり使わないって言うのが、自分は好きだからです。
だけど、総合してみれば、監督の良さが出ていたとも言えるし、
オースティンバトラーの演技がまじやばい!
エルヴィスプレスリーもまじやばい人だった!
ってことがわかって良かったです!
あと、もっと曲を聞いていこうと思います!