さうすぽー

塔の上のラプンツェルのさうすぽーのレビュー・感想・評価

塔の上のラプンツェル(2010年製作の映画)
3.7
自己満足点 72点

美女と野獣に続いて金曜ロードショーにて鑑賞しました!


ラプンツェルも好きなディズニー・プリンセス作品の一つです。

この映画が好きな理由は恐らくラプンツェルの境遇にあると思います。
今まで外の世界に出たことが無かった彼女が、初めて外の世界に触れて冒険をするという展開は「今までの日常とは違った世界を旅する成長物語」という熱さがあります。

そういった作品が自分は昔から好きです。
「スタンドバイミー」やTVアニメの「宇宙よりも遠い場所」等、自分が触れたこと無い世界に行くストーリーが大好きなんです!
外の世界に触れて、初めての恋を覚えて、自分自身の自立を覚えていくストーリーに惹かれました。

ラプンツェルのキャラクターも好きです!
自分の事に真っ直ぐで正直な性格が良いですね。
個人的に好きな場面は、初めて外の世界に触れた時。
初めて降り立った嬉しさと母の言うことを破った申し訳無さで落ち込むのを延々と繰り返す様が凄く面白おかしいです(笑)


ユージーンも自由気ままな生活をしてる感じも好きです。
ちなみに、アナ雪のクリストフやハンスよりも全然イケメンです(笑)


音楽に関しては、後半の湖での場面で歌われる「輝く未来」が凄く好きです。
場面的に非常に美しいです。

ただ、音楽面で総合的には個人的に美女と野獣やアラジン、アナ雪に比べるとそんなに印象に残らないです。


また、ラストに関してはこ都合主義が過ぎるように感じます。
育ての母親がヴィランだったとは言え、産まれてすぐ連れ去られて18年間離れていたら、実の両親の事を親と呼べなくなりそうな気がします。そこら辺に関してもう少し詳しく描いてた方が絶対に良かったです。

ラストでのラプンツェルの涙に関してももう少し詳しく描いてほしかったです。


問題もある映画にも感じますが、個人的には普通に良いディズニー映画だと思います。
アナ雪なんかより、こちらの方が全然好きです!