罪を犯して逃亡中の青年パトリックと、父を探しに養家から飛び出した少女ケイト。
偶然の出会いから二人で旅することになる。
はじめは二人で旅した方が怪しまれないというだけの理由で行動を共にしていたのが、やがて心を通わせるようになっていく。
「スターライト・ホテル」というのは、降るような星空の下での野宿のこと。
もうそれだけで心を掴まれます。
ニュージーランドの雄大な自然が素晴らしく、この映画の大きな魅力の一つ。
どこまでも青い空はあまりにも広く、怖いくらいの無防備さや心細さを抱えた二人の旅に何回も観ているのに涙してしまう。
ケンカしながらも心を少しずつ寄せ合う二人が純粋でいつまでも観ていたくなる、ロードムービーの傑作です。
DVDが未発売なのが残念ですが、機会があればぜび一度観ていただきたいです。
