Matilda

インクレディブル・ハルクのMatildaのネタバレレビュー・内容・結末

インクレディブル・ハルク(2008年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

ハルクに関しては事前に勉強すべきでした。2003年verだと思って本作品を観てました。これはリブートされた2008年のものなんですね。どうりで最初から主人公がハルクになっちゃってるわけです(笑)マーベルなのにヒーロー(?)になった経緯がないなあとか思ってました(笑)

率直な感想を言えば、前半の描写が詳しすぎて後半かなりすっ飛ばしてたところが気になりました。後半はアクション任せだなって感じで。ミスターブルーに会うくだりとかもっと細かくしてほしかったし、ベティのお父さんの部下の怪物になっちゃう人の話ももっと入れてほしかったなあ。
それでも前半の描写が詳しいのはとってもよかったし、でもそれを後半で同じようにやれば上映時間が3時間近くなるんだろうからそれはそれだしってことで、映画の構成って難しいんだなってちょっと思ったりしました。

こういうヒーローの形も私はとても好きです。切なくて。あの醜い容姿、大きな体で、美しくハルクにとっては小さいベティをお姫様抱っこしているシーンは特に、胸が苦しくなりました。ハルクが本当にかわいそうでした。
でも、ベティが最初から最後までハルクの味方であり、ハルクをちゃんと「ブルース」と呼んでいるところがこの物語の救いだと思います。
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