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タイム・マシン/80万年後の世界へのめるのレビュー・感想・評価

3.0
イーロイとモーロックという二種類の人間が住む80万年後の地球へ

80万年ってwww
と、つい笑ってしまうほど想像もつかない未来にタイムトラベルするおはなし。

でも、原作が出版されたのは1800年代で最古のSF小説なのだから、つまり今存在するすべてのSF作品の原点なんだよね。
人間は進化し続けると思ってしまいがちなのに、こんな未来を作り上げたのもすごいと思う。この作品がダーウィンの進化論を批判していると考える研究者もいるらしい。


私が読んだ原作は学習用の本ですが、映画の脚本は映画用にまあまあ改変されていました。

この映画が作られたのが1960年だから、1800年代後半から1960年までの世界を見せる演出は映画ならではだった。
そして、やっぱり出てくる第三次世界対戦。(何度耳にしたであろうか、このワード。)

原作と映画のどちらが好きいうのはないけど、イーロイの容姿がまんま人間だったのは少し残念だった。でも「愛する人のために未来へ戻る」展開はハリウッド映画らしいなー。技術的な問題もあるだろうけど、容姿をそのままにしたのも納得かな(笑)

モーロックは笑えたから、良し。
私はスター・トレックを思い出しました。主人公がモーロックと闘うシーンは「怪獣ゴーンとの対決」のデジャヴ?(笑)
これを大学のスタトレが大好きな先生に話したら、どうやら特殊メイク担当がスタトレと同じまたはスタトレの影響を受けた人かのどちらか、らしいです。

レトロ感満載のタイムマシンも面白いし、マネキンの服が変わっていくことで時間経過を表しているのも面白かった。(マネキン長持ち 笑)


本の重要性を語っていたけど、私が学んだことは「マッチがあれば生きられる🔥🔥🔥」!
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