あきしげ

アンノウンのあきしげのレビュー・感想・評価

アンノウン(2011年製作の映画)
3.0
リーアム・ニーソン。
演技派の俳優である。
近年はイメージ一新。
無双する主人公です。
オッサンだけど強い。
圧倒的に相手を倒す。

一見して“セガール拳”の使用者。
しかし、その中身は全然違います。
哀愁を漂わせる疲れ切った表情は、
とても強そうなイメージがなくて、
くたびれたオッサンにしか見えず、
実はもの凄く強いギャップを持つ。
これが近年のリーアム・ニーソン。

実はアマチュアのボクサーだった。
だからパンチにはキレがあります。

演技派だから映画賞にノミネートされる。
アカデミー賞や舞台のトニー賞などなど。
身長が193センチだから圧倒的な体格。
精悍な顔つきは強さを象徴させてくれる。

だから本作の科学者役は噛ませだと察知する。
殺し屋相手に勝ってしまう科学者がいるのか。
バック走の車を難なく操る科学者がいるのか。
やはり、リーアム・ニーソンが強いのは当然。

リーアム・ニーソンの相手となる、
ヒロインのダイアン・クルーガー。

美しいのは言うまでもなく、
彼女のドイツ語が聞けます。
さすがは母国語だと言える。

もう一人の相手役である妻の、
ジャニュアリー・ジョーンズ。

美しいのは言うまでもなく、
隠し事する演技も悪くない。

短い登場ブルーノ・ガンツ。
チョビ髭があればヒトラー。
メガネをかける仕草が良い。

大物感のフランク・ランジェラ。
やっぱりという感じの役でした。

記憶を失った男が真実を思い出す。
それは世界を揺るがす意味を持つ。
誰にも知られない暗躍する主人公。
リーアム・ニーソンらしい役です。
サスペンス要素はオマケだと思う。
あとはリーアム・ニーソンの活躍。
これに限る作品だと言えるだろう。

TV-20
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