ディストピアちゃん

KIDSのディストピアちゃんのネタバレレビュー・内容・結末

KIDS(2007年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

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<title:KIDS>
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<気になった台詞>
「だめだよ、それじゃあ僕たちも同じになっちゃう」
「傷も痛みも半分ずつ、2人で割って半分だね」
「暴力に暴力で対抗するから怖いんだよ」
「親なんてそんなもんだよ」
「夢なんて欲しいものなんて考えたことない」
「子供ってよく見ると傷だらけなんだ」
「どんどん身体に傷が増えていくな、ざまあみろ」
「平気だ、意識もないから痛みもない」
「あいつが好きならあの傷はとるな」
「夢なんて大袈裟なこと言ってないで勇気さえ出せばいつでも」
「あなたなんてね生まれて来なければよかったのよ」
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<好きなシーンや色や音声>
・傷の移すとき記憶や概念が入ってくる感覚
・虐待されてた子供同士のあっけからんとした会話
・子供の頃のアサトは助けてと愛してるの気持ちで手を握ったのに傷がたまたま移ってしまって生涯自分を責めて生き続けなきゃならなかった純粋な哀しさ、自分のために怒りを持つことができるのだろうか?
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<じぶんの感覚・考えが着地したこと>
・乙一の好きな小説、小説や漫画の方が良かった。あまりにも大人同士過ぎてと超能力過ぎて違和感
・自尊心の無さをとても考えさせられる
・答えが解る日なんて一生来ない気がするからこそ、社会と他人と大人と傷の付いてないでこれた当たり前の人が他人でいて傷ついた人が着地できる

自分の力なんて活かさなくていいから生きる道を探して行ける方法とか
最後のエンディングで槇原敬之が
「自分の生きていく価値を見つけられないならば
誰かの幸せの

自己肯定感の低い人があまりにも偽善的に心も使わず誰かを救おうと救おうとすがる
幸せにしようと

誰かの幸せの小さなきっかけに過ぎなくて全然いい。
特別になろうとするために
可哀想な人を利用している

幸せの小さなきっかけを

傷の捨て場所という考え方
愛のむきだしやヒミズを観たくなった
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