安堵霊タラコフスキー

怒りのキューバの安堵霊タラコフスキーのレビュー・感想・評価

怒りのキューバ(1964年製作の映画)
4.9
ブエナビスタソシアルクラブを見て思い出した、キューバについての傑作。

プロパガンダ的内容とかキューバについてちゃんと描写されているかとかって問題はさておき、一人称に捉えられた長回しの山が凄まじすぎて見る度に開いた口が塞がらなくなる。

カメラを止めるなの長回しに若干物足りなさを覚えてしまったのは、このとんでもない作品が頭をよぎってしまったからかも。

鶴は飛んで行くといい、カラトーゾフの描写力は本当に途轍もなくて驚く。