このレビューはネタバレを含みます
「暴力性を斬新な手法で描いた本作はユーモアとして消費される暴力へのアンチテーゼとして製作された」（U-NEXTより）
強制的に鑑賞者も賭けに参加させられるあたり、監督から自分も責められてる気がして居た堪れなかった。申し訳ないけど、鑑賞者は安全圏から観ているからどこまでもエンターテイメントだ。自分の心を守りながら暴力性を楽しむことから抜けられない。
胸糞度合いで言うと、数多のレビューから想像していたより遥かにマシだった。少なくとも女はレイプされていない。
冒頭の卵を借りる一連のシーンと、後半のゴルフボールが転がるシーンは名シーン。
袋を被ったビジュアルが強烈。「聖なる鹿殺し」には本作のオマージュが含まれていたりするだろうか？
