マッサージ屋

網走番外地のマッサージ屋のレビュー・感想・評価

網走番外地(1965年製作の映画)
4.0
極道の世界に入り親分の為に傷害事件を起こした橘真一(高倉健)は懲役三年の刑を言い渡され網走刑務所に入る事になった。
他の囚人とも何とか上手くやり過ごし刑期が間も無く終わる頃、妹から実母が病床に倒れた事を手紙で知る。
同じ房の囚人・権田(南原宏治)から脱獄計画を告げられるが我慢する橘。
そんな折、山奥への作業の為トラックの荷台に権田と繋がれ乗り込んだ橘だが、権田が飛び降り強制的に脱走させられてしまう・・・。

『健さん』を観た事ですし、高倉健主演作品を見てみようとコレを初鑑賞。

任侠モノかと思ってましたが刑務所内の悲喜こもごももありつつ、終盤はかなりアクション映画!
脱走させられてからのトロッコでの逃走は迫力あります。
追撃するのは丹波哲郎演じる、橘を心配し力になっていた保護司の妻木。
この丹波哲郎の鬼気迫る演技が良い!

ちなみにちょこちょこ入る主題歌が…(^_^;)
高倉健が歌ってるのですが、正直笑ってしまう(笑)
歌唱力はそんなに無い健さんです(^_^;)

モノクロ作品ですが、この時代ならではなカラダを張ったアクションは素晴らしいの一言でしょう!