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カールじいさんの空飛ぶ家のpokotanのレビュー・感想・評価

カールじいさんの空飛ぶ家(2009年製作の映画)
3.7
久々に金曜ロードショーで鑑賞。

まあ、ツッコミどころは多いけど、話がやっぱり良い。
冒頭10分少しに描かれるエリーとの出会いから幸せな夫婦生活と別れが切ない。
そして、何と言ってもじいさんが主人公ということも珍しい。

自然探検隊の小さな子供のラッセルが可愛い。
カールじいさんとのかけあいが面白い。

パラダイスの滝近くで出逢った鳥のケビンと翻訳機付きの犬のダグと一緒に旅をして、憧れだったチャールズ・マンツが敵となる。

愛する亡き妻と約束していた場所に行っても、バッジを集めても、目の前の友達を助けられなければ、そんなの意味がない。
妻との思い出の品を捨てて、
「ただの家だ。」
と家さえ手放す。
エリーとの思い出を胸に、カールじいさんの人生も一步前に進み、今を生きるラッセルと犬のダグとの思い出を新たに作っていく未来が素敵だった。
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