告白のささみわのネタバレレビュー・内容・結末

ずっと気になっていて、やっと鑑賞。わかってたけど、救いがない追い詰め系で、小さな悪意が大いなる悲劇を生んでいた。
大切なものが消える音。パチンと小さい音だったのに、最後はどーん！と打ち上げ花火並みに。自分がまいたタネとはいえ、こんなことになるなんて。先生の方が一枚も二枚も上手だった。幼少期の傷は本当に大きいことを実感させられる。一体誰が悪いのか。誰かが勇気を持って憎しみの連鎖を断ち切らないと、いつまでも続いてしまう。
いやしかし、HIVの感染をほのめかすところは、究極の罰だなと思った。見えない死が近づいてくる恐怖は、精神を壊すには十分すぎる。