細かい演出とか、満開のヒマワリとか、気になる点はあったものの、それ以上にノスタルジーに浸れる。タイトルバックの背景がダイヤモンドヘッドに見えたのは多分昨日ハワイのパンフレット見てたからだろう。ずっと凪なので回想シーンをもっと脚色して何かイベント発生させても良い気がした。
猫がキツイ。犬がかわいい。役者が良い。いろんなことを振り返って思い出す。それが懐かしさや、後悔でもあるが、そして現在のなっちゃんに自分を照らし合わせる。映画内ではあるが1人の、正確には複数だが、人生を見せられハッとした。始めこれはミスキャストかとも思ったが、段々と美人薄命的な儚いのが似合うのもこれはこれで良かった。泥だらけの揉み合いのシーンがすげー良かった。なんだかな。泣くわこれは。甘酸っぱい。たまに読み返したくなる本の様な懐かしい映画。
