このレビューはネタバレを含みます
食べるのも、働くのも、不貞行為さえも。全てはあなたを感じるため。
わたしは、悲しみと一緒に生きていくことを選んだ女性の物語だと思いました。一緒に生きていくことを決めた時点で、もうそれは悲しみではなく、“そこにあるもの”かもしれないけど。
何をどう見て、どのように感じるか。それを選んだっていいと思う。乗り越えないことを選ぶことだって自由だと思うから。
最後は夫の死に向き合ってしまった主人公。受け入れた時の涙が切な過ぎる。
フォロワーさんからご紹介いただいての鑑賞でしたが、予想通り…いや、予想以上に素晴らしい作品でした。