監督・脚本: アニエス・ヴァルダ
原作者: ジャック・ドゥミ
撮影: パトリック・ブロシエ 、 アニエス・ゴダール
音楽: ジョアンナ・ブリュドヴィッチ
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「わたしは残しておきたい 輝くばかりのジャックの少年期と 夢みるようなあのまなざしを 」
アニエス・ヴァルダのドゥミへの愛情が痛いほどに感じられる作品だった。
ドゥミの少年時代の映画への憧れと情熱を、作品の映像と晩年の本人の映像を織り交ぜて妻ヴァルダがメガホンを取っている。
ああこの作品はこの記憶と経験が生み出したものなのか、
この映像はここで撮られたのか、など、
生まれ故郷である港町ナントが作品に与えた多大な影響がよくわかる。
どうしても見ることのできない作品もいくつかあったので、
全作品を見てみたい。
今回だけでは消化できない部分も多かったので、
アニエスヴァルダの作品も観て、もっと理解したいと思う。