このレビューはネタバレを含みます
岩井俊二監督作品かと思っていたら、監督ではなく編集なんですね。
どおりで、岩井俊二感足りないと思いました。
普通の賢くない女の子と、普通に学年に一人はいそうなカッコいい男の子との「普通」を切り取った恋愛映画。
告白して、進路で離ればなれになりたくなくて悩んで…
ずっと青春のまま、時が止まって二人でこのままの日々を過ごしていければいいのに…
大学で東京行っちゃうなんて、私と離れて寂しくないの?
私は寂しいよ!!
バカバカバカバカ。
そんな話。
以下、プチネタバレ。
彼女は、バカじゃないけど賢い方でもなくて
お母さんぶりたい世話焼きなタイプ。
自分より頭のいい彼に「勉強しなきゃダメじゃん。頭悪いんだから」とか言っちゃう。
でも、ワガママで「東京行かないでよ」とか言っちゃう。
「私は何で怒ってるでしょうか」とか唐突に言い始める。
そんな彼女に、ちょっとイラっとする。
以下ネタバレ
舞台は北海道。
好きだった男の子に告白される。
付き合って楽しい日々を過ごすけど
そろそろ受験シーズンで、彼の志望校が東京の早稲田だと知った彼女は
「え、東京行っちゃうのに、何で私に告白したの?早稲田やめてよ。」
と言い、彼も離れたくないので早稲田を諦めようとする。
しかし「本当は早稲田行きたいんでしょ、行くべきだよ」
とか言い出す。
彼も「そうか、じゃあ早稲田受験頑張る」って早稲田受ける。
受験終わって帰って来た彼に
彼女が「早稲田行って欲しくない」
って言って終わる。