エリオット

脱獄囚のエリオットのレビュー・感想・評価

脱獄囚(1957年製作の映画)
3.7
鈴木英夫監督⑥

妻に自殺された死刑囚(佐藤允)が脱獄し、自分を逮捕した刑事(池部良)に同じ苦しみを与えようとその妻(草笛光子)の命を付け狙う話。
警察はそのことを察知するが逮捕の絶好の機会として、妻を安全な場所に移動させることなく自宅で犯人の目に晒させたまま周りを固めるが…

途中からはほぼ自宅周りのみで話が進んでいく展開でまさにB級プログラムピクチャーの典型。
サスペンスの盛り上がり方は「彼奴を逃がすな」には及ばないが、新聞配達や豆腐屋などを利用してドキドキの場面を作るところはさすが。
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