ジャイロ

血と砂のジャイロのレビュー・感想・評価

血と砂(1922年製作の映画)
3.0
女の誘いは牛より怖い

ヘビ女?

そんなこと面と向かって言うとか、すごいなあ。真似できそうにない。

主人公のマタドール、フアン・ガヤードを演じたルドルフ・ヴァレンチノさんは、なんだか眉毛が繋がってない?

う~ん…よくよく見ると繋がってないかな?

これは、マタドールと人殺し。フアンとプラミタス。殺生を生業とする二人の男の数奇な運命の物語。
(プラミタス、ほとんど出てこないけど)

スペインが舞台なのですが、闘牛の血を見るシーンはあやふやにされちゃうし、フラメンコはもっと情熱的じゃないと…

う~ん

でも

ルドルフさん、やっぱり眉毛繋がってない?

始まってから1時間28分、その間、眉毛が気になって気になって仕方がありませんでした。しかし残り20分でようやく面白くなってくる。リンコナダの朝食シーンは予測不能で面白かったです。そして最後の最後に分かるタイトルの意味。血と砂。なるほどね~。

これ、filmarksだと64分って書いてありますが、私が観たのは108分版。BGMの無い本当のサイレントでした。