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トレインスポッティングのQMのレビュー・感想・評価

トレインスポッティング(1996年製作の映画)
2.5
学生の頃ビデオを借りて観たけど早々に寝てしまい、終始ドラッグの話だろうからまぁいいかと思ってたけど、それ以上に醜いものをありったけ寄せ集めたような内容だった。

それを撮り方や美術や音楽の妙、この時代がリバイバル中の今これを再度見ること自体、これらが頑張って相殺してくれてやっと若干マイナスくらいのところに留まってるような。(完全に主観であり印象)

それにしても、あそこでアンダーワールドかかるのは本当にかっこよい。最後その音にセリフを乗せてラップみたいに終わってくのが、まさに (とにかく汚く醜い) この作品を永く"おしゃれ映画"たらしめてるポイントなのではとすら感じるイケてるエンディングである。ゴリっとクロージングして帳尻合わせされた感すら。

ストーリー自体はいかにもまたすぐ振り出しに戻るループに入りそうな何も学んでないし成長してない感が、同時に大人がまじまじと観るもんでもない"青春クソ映画"たらしめてるのだとも思った。
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