言わずと知れたオスカー受賞作品です。
私は悪い評価ばかり耳にしていましたので
全く期待はなかったのですが、興味はありました。
結果・・・なんという皮肉のこもった映画なのでしょうか。
それぞれの視点で主に二つの家族にストーリーがすすみますが、
日本的で無いにしろ現代社会を多少ディフォルメしながら描写していると
感じました。やはり主演のケビン・スペイシーはスゴイです。
見終えた後にそれぞれの人にいろんな反省と方向性が
生まれるのではないでしょうか。
淡々としながらじんわり攻めてくる作品です。
印象的なシーンが沢山あります。
ケビン・スペイシーの”目”だけの演技は卓越してます。
私はとても心に残りました。
直ぐに動いて改善したくなるような衝動がありました。
