カルト映画としてよく名前を目にしていたが、ついに鑑賞。
アリ・アスター監督が『ミッドサマー』の参考にしたとも言われる、孤立した集落でのカルト宗教もの。
『ミッドサマー』を通過している今の目線で見ると、衝撃度合いみたいなものは当時リアルタイムで観た場合よりはだいぶ割り引かれてしまったとは思う。
が、今の時代において鑑賞することならではの強みもあって、当時ですら健全な空気からはズレていたであろう作品内のテンションが、今の時点から見るとよりズレているせいだろうか、「作品中のテンション全体がなんとなく気味が悪い」という形に仕上がっていて、まさにカルト映画っぽいムード感を味わうことが出来る。
ということで、観ていて良かったな、くらいのテンション。
あと、タイトルとアートワークで壮絶なネタバレをかましてきているのはご愛嬌?