RYUYA

ファミリービジネスのRYUYAのレビュー・感想・評価

ファミリービジネス(1989年製作の映画)
4.0
じいちゃんはムショ入りを繰り返す生粋の泥棒、父はさえない肉屋の店長(元泥棒)、その息子は犯罪に憧れる生真面目な大学生。そんな3人が、3世代ワンチームでとある強盗計画を企てるが...という話。これ、めちゃくちゃ面白かったです(個人的なツボだろうけど)。3世代の男たちのぎこちない交流がメインで、3種類の人生観が描かれている。シドニー・ルメットの映画はキャラクターがほんと絶妙に滑稽で魅力的。で画面は哀愁まみれ。好き。

物語の転機となる強盗シーンはクソ笑ました。人が焦ってひたすら走ってるのって、なんであんなに面白いのか。ウェス・アンダーソンの『ボトルロケット』、絶対に今作に憧れてる!
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