GAMAKO

大樹のうたのGAMAKOのレビュー・感想・評価

大樹のうた(1958年製作の映画)
3.9
特徴_________________

サタジット・レイ監督3部作品③
ベンガルに暮らす青年オプーの映画
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だからっっっ
なんでオプーにばかりこんなっっっ…………。

前作に引き続き大学を2年目まででた優秀なオプーですが、
ベンガルの貧しい街には頭脳よりも体力が必要だったようで、
とうとう職なしの笛吹き男になってしまいました…。
パパの一生が反面教師に…ならずっっ。

正直なところ、
いよいよ不幸の降り注ぎ方はワンパターンなことが発覚してしまい驚きはないのですが、
大きな緩急で幸せと不幸がやってくる展開に
ある意味“人生の凝縮”感を感じました。
なんていうかフリーズドライ?みたいな。(適当)

それと嫁がとってもおちゃめで可愛いのに、
朝起きて自分のショールにオプーを結んでる部分を淀川さんが
「まぁ~。なんって。イヤらしいですねぇ~」
と冒頭で言ったのがちらつきました。笑

と、色々書きましたが
サムネイルにもなっているまさにこのシーンに
とっても感動しました。
素晴らしい締めくくりだったと思います!
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