「波瀾万丈という言葉を見てレイ監督はオプー三部作を作ったのか、それともオプー三部作を観た人が波瀾万丈という言葉を作ったのか」と考えてしまうほどオプーの人生波瀾万丈
多くの人を失いすぎたオプーにとっ…
サタジット・レイのおプー三部作最終章。音楽はラヴィ・シャンカール。
エキプ・ド・シネマの第1回公開作品。岩波ホールは2022年7月に閉館したが、よく通ったが、無くなっても痛痒は感じていない。単館上映…
過去二作を観てると母親(女性)の立ち位置が報われなくて、今作のアパーナも文化的だか宗教的な理由でこんな結婚を迫られてしまうなんてな…と思ったりもしたけど、この唐突な結婚によるショックは涙で示されるに…
>>続きを読むオプー・サーガ三部作の最終作。天涯孤独となったオプーに降りかかる様々な出来事。大学中退、職探し、代理結婚、息子の誕生、妻の死、放浪、小説家断念と運命に翻弄される人生叙事詩。オーバーラップ、移動するカ…
>>続きを読むオプー三部作最終編。大学出ても定職得られず家賃も滞納、自伝的小説の執筆も捗らず身寄りもなく彼女も出来ないオプーは食事も満足に出来ない生活を送っている。そんなオプーに学生時代の友人から気晴らしに従妹の…
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【サタジット・レイ】
2010年英トータル・フィルム誌「史上最も偉大な映画監督トップ100」80位。
英国映画協会「The 100 Greatest Films of All Time」「史上…
産み育ててくれた“大地”、“大河”のように時は流れ、そして大きく力強い“大樹”へ…一人の人間の成長譚は次の世代へと繋がっていく。幼かったオプーは村から町へと旅立ち、親からも巣立った。身体は大きくなり…
>>続きを読む徹底して薄幸なオプーはそれでも絶望せず未来に進んでいく。人生とは出会いと別れの繰り返しと言いつつ辛すぎるが、それも相まってまだ若いのにやつれた髭面が世界一似合う。
彼と関わった人間はみんな亡くなって…