スガシュウヘイ

THE 4TH KIND フォース・カインドのスガシュウヘイのレビュー・感想・評価

3.0
シュメール文明とはどんな文明なんでしょうか。
映画を観終わった後
気になったのでいろいろ調べてみました。

嘘か本当かわかりませんが、
かなり不思議な文明だったみたいですね。


【シュメール文明】
世界四大文明が栄えるよりもっと前の時代に、
現代とさほど変わらない高度な文明を築いていた超古代文明。


紀元前3000年前後に
シュメール文明では既に
七階建ての複雑な建築物を造り、
スズと銅を微妙な配分比率で配合し青銅を作り、
「損害賠償」に重点を置いた法律を作り、
白内障の外科手術を行い、
60進法を用いた数学を確立し、
7日間を一週間という単位で規定し、
太陽系に属する惑星・衛星すべての公転周期を知っており、
議会に二院制を導入し、
そして忽然と姿を消した。

そんな摩訶不思議な文明だったようです。


これはネットで収集した受け売りの知識なので、
どこまで本当かわかりません。

しかし
例えばハムラビ法典が「目には目を~」の復讐法を用いていたのに対し、
シュメール文明では単なる「復讐」ではなく「損害賠償」という概念を持っていました。
魔法や呪術で病気を治すふりをしていた中世の世界に対し、
シュメール文明は手術台で外科手術を行っていました。
この文明が如何に現代と近かったかを知ることができると思います。
しかもシュメールはキリストや釈迦が生まれるよりもっと前の文明なのです。


シュメール文明があまりにも発達していたため、
シュメール人は地球外生命体と関わっていたのでは?
というオカルト説が多数浮上しているようです。



今回の映画は、
そんなシュメール文明=宇宙人説に基づいて作られています。
個人的には
“嘘か本当かわからない”という設定がとても好きです。

まぁおそらく大半は作り話なんでしょうが、
それでも十分に楽しめるストーリーです。

名作ばかりが映画じゃない、
こんなオカルトチックな映画を評価したって
悪くないでしょう。