クローネンバーグの観る
中国文化大革命時代
フランス大使館員ルネは家庭を捨
て京劇女優リリンと恋に落ちるが
彼女は当局のスパイだった
ベースは実話なのにへ~でした
何も知らないルネで何も気づかない私は
ルネ視線で観続け衝撃の事実にビックリ
ですが途中で気付くのと気付かないので
は全く別な印象になるはずでクローネン
バーグはほぼバラシてるのにそれでも
気付かない自分に半ば呆れるです
別な印象とは気付いた方がスリリングに
なりスパイ云々を超えた一筋縄ではいか
ないラブストーリーになるのではないか
なと。
衝撃らしい事実に驚くよりもその事実に
気付いた上での二人を観て欲しいと監督
は思ったのではないでしょうかね
二度観るほどでもないので間抜けさ故に
損した感じであります
ルネの中での恋物語を成就するにはあの
手段しかなかったように思うです。
気付いたらスコアもっと上がったのにと
想像出来るのでもったいなかったな