ニクガタナ

南極料理人のニクガタナのレビュー・感想・評価

南極料理人(2009年製作の映画)
3.6
こうゆう正しい飯テロ邦画を観るのは、本作同様実体験ものの「刑務所の中」以来かも。流石飯島さんのフードスタイリング。観ててヨダレが出まくる。食べることに喜びが見えるのが良い。いろいろ手の込んだ料理も出てはきたが、おにぎりと豚汁の組合せの昼食が一番美味そうで食べたかった。南極基地での男だけのちょっとだらしない生活ぶりは自由そうで、基地生活に不満が溜まり時折トラブルあっても楽しげ。貯蔵食材がけっこう種類豊富でこんなに何でも食べられるのね。冒頭からコントを映画的にドラマチックに撮って魅力添えるような沖田節が冴える。オーロラよりラーメン!のシーンが好き。いい味出しまくるおじさん揃えたキャスティングが素晴らしい。何かと泣きそうな目の堺雅人。沖田組常連の黒田大輔が大好き。何人かは長髪、ヒゲモジャの普段見れない姿になっててまたよし。え?そんな終わり?でも一番驚いたのは高良健吾演じる、眼鏡が良い感じの兄やんとKDDIの清水さんとのくだり。面白かった。
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