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南極料理人のliamのレビュー・感想・評価

南極料理人(2009年製作の映画)
3.6

南極大陸で住み込んで調査をしているグループの生活を映した作品。

西村は南極の昭和基地からも遠く離れた陸の孤島、南極ドームふじ基地に料理人として派遣される。妻と娘を置いての単身赴任生活で、彼は8人の男性南極越冬隊員たちの胃袋を満たすという大役を任される。基地では雪氷学者をはじめ、雪氷サポート隊員らが彼の料理を心待ちにしており。

とは言ってもほんとんど南極大陸の調査についての説明や描写はない(笑
それよりも空き時間特にタイトル通り食事が中心になっている。

南極大陸だから特別な料理を作るのかと言えばそうではなくて、普通の自分達が食べている料理と変わらない料理を食べている。

でもそこには南極大陸ならではの苦労とかがあって見ていて面白い。

特に大きなストーリーはなく、個々に少しずつ、みんながリアルで起こるような問題が起こる。
でも大して問題にならないし、深刻な感じにもならない。

作品を通して、過酷な状況で暮らしているにも関わらず一貫して緩さが漂っている作品(笑
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