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やっぱり契約破棄していいですか!?のliamのレビュー・感想・評価

3.1

監督はトム・エドモンズ。出演は「マイ ビューティフル ガーデン」のトム・ウィルキンソン、「ダンケルク」のアナイリン・バーナード、「モダンライフ・イズ・ラビッシュ ロンドンの泣き虫ギタリスト」のフレイア・メーバー、「ターナー、光に愛を求めて」のマリオン・ベイリーなど。

小説家を目指すも全く芽の出ない青年ウィリアムは、人生に絶望して7回も自殺を試みたが、いずれも失敗していた。一方、ベテラン殺し屋のレスリーは、英国暗殺者組合の暗殺件数のノルマを達成できず引退寸前に追い込まれていた。ある日、ひょんなことからレスリーと知り合ったウィリアムは、1週間以内に自分を暗殺するよう依頼する。そんな矢先、出版社で働くエミリーから、ウィリアムの小説を出版したいという電話が掛かってくる。出版へ向けて話し合ううちに急速にひかれ合うウィリアムとエミリー。ようやく生きる希望を見いだしたウィリアムは、レスリーとの契約破棄を希望するが。

前々から気になっていた作品。
予想通り大爆笑はないが、クスクス笑えるシーンが続く作品。

死にたい小説家志望の男と殺害を依頼された暗殺者の物語で、それに編集者のエミリーが絡む事で話が進んで行く。

設定は面白いので期待はしたが、大して惹かれる所はなかった。
ウィリアムが自殺をしない事を決意してからもう一捻りが欲しかった。後半段々と失速しているのが否めないのでそこは残念だった。

あとインコが殺された理由が薄い。殺されたのを気にレスリーがキレたのかも知れないが、その割に帰ってきてケロッとしていたのが腑に落ちなかった。そもそも殺される必要があったのか。
オチもあまり納得できない。

レスリーの奥さんは良いキャラで1番良かった。

期待には応えてくれなかった映画。
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