セガール幹事長代理

ムカデ人間2のセガール幹事長代理のレビュー・感想・評価

ムカデ人間2(2011年製作の映画)
2.5
過激なワクワクさんの話。

アイディア一本勝負でシリーズ3本も作ったのはある意味漢らしさすら感じるが、ストーリーは至って単調です。

『他人の排泄物を口に受けながら他人の口に排泄をする』という稀有な状況を如何に自分のオツムに刷り込み、思い描き、感情移入できるかがこの作品を楽しむキモであります。
育ちの良い私は残酷すぎて感情移入も何もなかったが、他の方のレビューを読むと『気持ち悪かった』『吐きそうだった』と経験者っぽい意見が散見される為、『みんな結構アブノーマルなことやってんなあ』としみじみ思った。

飲みの席で『卒業式で泣く女子は決まって不細工』っていうテーマになると
◯泣くから不細工になる派
◯不細工だから泣く派
に分かれて討論に発展することがままあると思うんですが、本作の涙・鼻水・謎の汁まみれの被害者達を見れば『あんだけ泣き叫べばみんなブス』という結論に十中八九たどり着く筈です。
『卵が先か鶏が先か』くらいの愚かな諍いだと人類は気付くことでしょう。

あと連結された最後尾の女の人をバックで犯すシーンがあるんですけど、腰の振り方が壊れたメトロノームの如く全く一定じゃないのが童貞っぽくて良かった。
わかるわーってなってしまった。