ゴシカのankoのネタバレレビュー・内容・結末

途中から、大体オチが分かってしまったからか既視感半端なかった（笑）。まあサスペンススリラーとしたら悪くはない。でも良くもない。ある程度映画見慣れちゃってる人にはペラすぎるな…。
ハル・ベリーは上手い！と思うんだけど、ペネロペはイマイチ。キチガイさが無いし、だから妄想と現実が入り混じった曖昧さが出し切れてなくて、ただ勿体ぶってる女でしかない。
あと書いちゃうと、オバケの少女、
ゴツい鍵とか開けれるんだから、所々もっとフツーに脱走手助けしてあげなよ、遠回しすげるわ。とイライラがつのる（笑）。つかあそこまで出来るならオバケパワーで復讐すりゃいいのに…とか、そもそもいきなり精神科刑務所て！とか、ホラーやスリラーにありがちなアンタッチャブル的なツッコミドコロは、それなりにシリアスなサスペンス感でもって逆にツッコミやすくなってしまっているから勿体無いな。つまりホラーでもないしサスペンスでもない、どっちつかずな作品なのだ。
まあ、なんだかんだ書いたが飽きることはない。暇つぶしにはなる。でも2度は見なくていい映画。