チャトボール

食人族のチャトボールのネタバレレビュー・内容・結末

食人族(1981年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

1983年、日本公開のイタリア製カルトホラー映画。当時はモンド映画(見世物的猟奇系ドキュメンタリー・モキュメンタリー)と言われ、ヤコペッティの「世界残酷物語」の系譜。音楽は世界残酷物語と同じリズ・オルトラーニ。
4人の探検隊がドキュメンタリー製作の為未開の土地に行き、人食い族に殺されフィルムだけが残る。(後にブレアウィッチ・プロジェクトで同じ手法がとられる)
そのフィルムには、探検隊が部族の少女への強姦や他の敵対する部族による抗争をでっち上げるための焼き討ちなど過剰な演出が映され4人は、部族の復讐にあい殺されたことが分かる。そのフィルムを放映しようとしたTV局は、フィルムを確認し放送を取りやめ、焼き捨てる。
ラストの真の野蛮人とはのセリフで終わる。
探検隊の過激な野蛮さが凄まじい。探検隊が以前に撮ったとされる過激なドキュメンタリー映像や動物虐待は、本物らしい。
かなり過激な内容なので、見たい方は、かなりの覚悟を持ってから…
2008年にリバイバル公開され、2015年にリメイク作「グリーン・インフェルノ」が日本公開される。