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ストーカーのネのネタバレレビュー・内容・結末

ストーカー(1979年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

ある地に突如として現れたゾーン。実態を調査すべく送り込んだ軍は誰一人として帰って来なかった。しかし、そこに存在するという部屋へ行けば願いが叶うのだという。
これは、ゾーンへの案内人"ストーカー"と、彼に連れられて部屋へと向かう教授と物書きの話である。

向かう道中、人生とは?自分の求めるものとは?音楽とは?と哲学を繰り返す。台詞数は少なく、答えは出ない。
でもきっと、希望を持つというのは大切なんだろうなとなんとなく思った。希望がないと人間が荒む。

現実世界はセピアで、希望を持った世界はカラーで描かれる。オズの魔法使の手法だ!と思った。
ラストシーン、超能力を持った?娘はカラーで描かれているので、「もう誰も案内したくない!」と今は主人公が塞ぎ込んでいるが、未来は明るくなるのかもしれない。そう信じたい。

体力がないのでかなりうとうとしてしまったが、じっくり丁寧に長回しをする撮り方は好きだなと思った。ただ、体調万全で挑みたい。
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