抽象的で難しそうな映画だったが、長さは感じなかった。苦しみがあって初めて幸せを感じられると言う奥さんの独白。人間の無意識の願いを恐れるインテリと、ゾーンの存在に依存するかわいそうな主人公。
見ながら…
ストルガツキー兄弟が1972年に発表した小説『路傍のピクニック(邦題:ストーカー)』を基にしている作品。
自己認識と欲望、信仰、希望。
「自分が何を求めているのかわからない」
「部屋は願いを叶…
「あなたはゾーンに入りますか?」
多くは説明せず、メタファーに富む作風。ストーリーは薄く、観客を思索に向かわせる作品。スルメみたいな映画。
ゾーンは人を選ぶ性質、無意識の願望を叶える性質、人類に…
全ての景色が同じ世界で撮ったとは到底信じられない。物語など必要とせず時空を作り出す次元の違うショットの数々。まさに異空間、異なる時空にトリップする。
霧、風、流れる水。
ゾーンの中の全てに人間の力…
原発や冷戦のための核実験だとかそういう世界観の話かと思いきや、どうやらゾーンというのは現実とは乖離しているようで、教授が先周りしていたシーンや砂漠に出るシーンなんかは非常に混乱したが、それ故に現実と…
>>続きを読むテーマは信仰なのだと思う。
儀式めいた手続きに、願いの叶う部屋。それを信じない現代の(当時の)インテリたちの精神を主人公は嘆く。それはまるで神を信じるものと、そうでない者との溝のようだ。
主人公の妻…
タルコフスキー三本勝負の三本め。
ゾーンに行くまでの緊張感とか、終盤に部屋の前で揉めだしてからラストまでの展開は大変良かったのだが、道中あまりに何も起こらなすぎで、7、8回ぐらい意識を失う瞬間があ…
神保町シネマリスにて鑑賞。
物理学者、作家、ストーカー(案内人)の3人が、禁忌の地“ゾーン”へと向かう。
危険な地でありながら、人の希望を叶える場を持つゾーンは、世界に絶望した人をこそ引きつける。目…
普段の日常はモノクロで、ゾーンに入るとカラーになる演出が特に印象的だった。
ストーカーにとっては、ゾーンこそが自分にとっての居場所だったのだろう。
その中で、子どもが読書するラストシーンは、ゾーン…