勝新太郎が演じたことで有名な「座頭市」シリーズが北野武の監督主演作として復活。
熱心なファンの中でも「大ヒットはしたけど作品としてのまとまりはちょっと…」って感じの評価でしょうか。「北野武の映画」というより「ビートたけしの映画」との反応もあった。
とは言えYouTubeの公式切り抜きなんかあるとついつい観ちゃうんだよなー。キタノ映画らしいヒンヤリした雰囲気と、スピード感とアイデア満載の殺陣に毎度ほれぼれさせられる。
本作がヒットした後ほかの監督を入れてシリーズ化されたが、邦画の世界では中堅・実力派とされる人たちにも関わらずアクションシーンの迫力はまったく及ばなかった。まあ暴力映画でならした「世界のキタノ」と比べちゃイケないのかもしれないが。