kirito

1900年のkiritoのレビュー・感想・評価

1900年(1976年製作の映画)
3.8
【民衆の歌】

長い映画とは手に取る事をためらうもの。
数ヶ月ほど前仲の良いユーザーさんにこんな事を言われた。
『170分の映画で何をビビっているのか。』と…


◆アラビアのロレンス 207分
◆風と共に去りぬ 231分
◆愛のむきだし 237分
◆ワンスアポンアタイムインアメリカ 269分

を倒したkiritoはついにこの映画を手にする時が来た。


◆◆◆1900年 316分◆◆◆


ワロタw
5時間弱っておかしいでしょ!誰が見るのよw
例えばチャップリンのような短編の20分映画なら約25本も見れちゃう計算!!



これはけっして『Filmarks的常識人!』の映画ではないということは最初に述べておく。
が、私はデニーロ作品もそこそこ潰してきたということで本作に挑戦してみた。

……………………………………

見ると擬似的にイタリア人になれてしまうという噂の作品がこちら。

1900年代初頭のイタリアを描く物語。
メインの主人公は地主と小作人の息子2人の物語。

結構昔の映画なのに絵が綺麗。
それはカメラがというより風景が綺麗だからだろうか。


こちらおっぱいあり、ちんこあり、セクロスありと基本的にお子様の視聴は全く推奨されません。
デニーロのデニーロも拝むことができます(一部モザイクあり)


デニーロが主演ですが、鬼畜チートキャラに24父を添えてくる。
猫を頭突きで潰すシーンなど、猫好きの人からすれば彼を許せなくなるのではないだろうか。
うぅ。にゃんこが…
しかし、もっとえぐい回転殺人を彼はその後やってのけるのだが…流石にひきましたね。


アーダ役のドミニクサンダがめちゃくちゃ美人でタイプでした。ぺろぺろ。


そして、特殊メイクがすごい。
デニーロさんの若者時代から老年まで。
今は本物の爺ちゃんになりましたが、今の彼と比較するとやっぱり違いますね笑


第1次世界大戦→第2次世界大戦と乗り越えてきた彼ら。


♪「戦う者の歌が聞こえるか?」♪
私には最後『民衆の歌』が聞こえた気がしました。

超ーーー長いですが、みはじめたら一瞬の映画でした。
なんだか、タイムスリップしたみたい。


ちなみに洋ショタのポークピッツが見たい方も必見です。←


『犠牲になるのはいつも百姓だ』

2016.6.21〜22
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