ま

真夜中の弥次さん喜多さんのまのレビュー・感想・評価

真夜中の弥次さん喜多さん(2005年製作の映画)
2.8
監督頭がおかしいよ(^ω^)
二作目のクドカン作品。

印象的には「ハッピーボイスキラー」「ブロークバックマウンテン」を足して二で割って別の濃い何かをぶち込んだみたいな映画。で、最終的にはその何かしか残らない感じ。
この何かがクドカン成分なのかな?と二作目を見てちょっと思った。

ド頭の米研ぎシーンにはおっ?てなったけどそれ以降の怒濤の展開にちょっとついて行けなかった(笑)
様々なアイディアや演出にはっとさせられるし笑わされるが、でもそれ以上にストーリーの無さ小ネタのくどさにちょっとうおっふってなってしまった。
過剰接種...。
何より本作のテーマとばかりに連呼される「リアル」がこの映画の頭から終わりまでどこにも無くてそれが凄く違和感。
果たしてこの二人は本当に様々なあれこれを経て成長したの...か...?
てか喜多さん結局何にも変わってなくね?
矢治さんが殺しても自分の面倒を見てくれる絶対安心の優良物件だと分かったから乗っかった様にしか見えない...。
奥さん可哀想...。
それ以前にリアリティーラインが悪い意味で曖昧なので途中から切迫感が一切感じられず段々二人から気持ちが離れ後半割とどうでも良くなってくる。
笑える小ネタもやりすぎると良くないんだな...って思った。
これにもっとしっかりとしたストーリーつけて、もっとタイトにしてくれたら全然尖ってるし良い作品になったと思う。
何故垂れ流したのかが悔やまれる。

阿部サダヲナイスッ!
ふぃんふぃんふぃん殺しだ!の所は爆笑した(笑)
ぐっさんもナイスッ!
歌上手いっ。
出演者が豪華っ(@_@)
ま