抹茶マラカス

ぼくらの七日間戦争の抹茶マラカスのレビュー・感想・評価

ぼくらの七日間戦争(1988年製作の映画)
3.0
 前半は兎に角クソ教師どもにイライラした。あえて露悪的に描いているとはいえ、ありえないぐらいムカつく。
 そのうえでそれがスカッとするであろうと期待した後半だったが、被害に遭うのは純粋に職務遂行しようとする機動隊のみなさんで不憫になり、立てこもったメッセージをテレビが来たところで伝えることもしていないので、こっぴどく叱られてより強力な管理社会に置かれる未来しか見えないのが絶望。っていうか、彼らも法令違反しまっくてるので諸手をあげて彼らを応援できない。最終的には家庭も学校も何も変わらないのでは。洗車の謎やおじさん、協力的な教員の存在などの要素も丸投げしている。