ロビンソン

ブリッジのロビンソンのレビュー・感想・評価

ブリッジ(2006年製作の映画)
2.0
アメリカにあるゴールデンゲートブリッジ
観光地として知られ、多くの観光客が訪れる
だが、この橋では自殺者が後を絶たない。そんな自殺者に焦点を当てたドキュメンタリー

公開当時、実際に人が飛び降りる映像が流れるということで激しい賛否両論が巻き起こった
そりゃそうですよ。かなりショッキングな映像になってるので。

この映画で自殺を図る人は精神的な病を抱えている人ばかりで、現実から逃がれるために死を選ぶ
自殺者の近親者にインタビューをする形で、その人の過去や人間性を掘り下げていく

自殺大国と言われている日本では他人事ではない話
印象的なのは、飛び降りてなんとか一命をとりとめた青年の話。こういう話を聞けるのは貴重だと思います

この映画が何を伝えたかったのかは最後まで曖昧。白黒はっきりさせられるような話じゃないですしね
でも、死というものがどれだけ身近にあるのか。ドキュメンタリーだからこそ伝えられるものは大きいと感じました