マーくんパパ

第七のヴェールのマーくんパパのレビュー・感想・評価

第七のヴェール(1945年製作の映画)
3.3
孤児のフランチェスカを引取り養育しピアノの才能に気付き英才教育を施した又従兄のニコラス。事故で大事な指を負傷し自殺未遂を企てたフランチェスカ、指は治癒したが原因不明の障害で心を閉ざしたままの彼女を催眠治療で闇のヴェールを一枚一枚過去に遡って剥ぎ取ってゆく。心の通わないニコラスに替わりナイトクラブ楽団員のピーターと結婚したり、彼女の肖像画を描いた画家と恋に落ちたりしたフランチェスカだが心の底で求めていた男は…。最初は治療した医者を選んだのか⁈と勘違いしてしまった。見直してみれば何のことはない妥当な幕切れ。当時ではクールビューティの代表女優だったらしいが感情の起伏が際立たない謎で闇を引っ張る割に感動余韻は残念ながら少なめ⁈でした。