製作総指揮を務めた鈴木隆一さんの会社で保管されていたという35mmフィルム。
カリテでの1週間限定上映、なんとか最終日に見に行けた。
こんな貴重な機会を逃したら、もう私の生きてるうちに映画館で『イン・ザ・スープ』を35mmフィルム上映で見られることなんてないがする。
でも、またあったらいいな。
字幕ももちろん当時のままなので
今のように下部ではなく、右端にタテに出てきて
キリの悪いところで改行されるし
字幕が薄れて読みづらい箇所もいくつかあったけど
それも当時の35mmフィルムだからこそなんだなぁと貴重さを感じて、レトロな字体も相まって、すべてが愛おしく感じた。
久しぶりに見たけど、やっぱり名作。大好き。
オフビートな笑いがたまらない。
今も素敵だけど、若かりしブシェミはイケメンって感じが残ってて(失礼)とっても素敵。
そしてジョーが愛おしい。
ジム・ジャームッシュが出てるのもなんか笑えます。
恋愛映画はくさるほど作られてるんだ〜
とアルドルフォが言ったことに対してジョーが言う
「 “好き” は常に新鮮。言う人によって違う。」
みたいなセリフが好き。