ピンフまんがん

地球の静止する日のピンフまんがんのレビュー・感想・評価

地球の静止する日(1951年製作の映画)
4.0
この映画もまた、SF映画の「古典」とも言われている、その後の映画界に多大な映画を与えたと言われております。なんかスピルバーグの初期映画にも似たようなのがありましたね。そいや日本が誇る「ゴジラ」シリーズの幕開けもこの頃だったのかな。戦後、世界がちょうどこういうSFにむいていたのかもしれません。この作品は社会問題もリアルに反映されております。日本のアニメやアメコミにも見られる「醜い人間の姿」をこの時代にこんなにわかりやすく演出しているのが凄い。子供にも大人気だったそうで、そりゃあこの時代にいきなりこんな作品見たら当時の子供なら度肝を抜かれたことでしょう。何でも「グラドゥ・バラダ・二クト」を知らない子供はバカにされていたほどだったのだとか。
とにかく、SF映画が好きな人なら間違いなく見ておいたほうがいい映画でしょう。